「機動戦士ガンダム」に登場するジオングが、待望のRGとして発売されました。発売日は2021年1月23日。
このキットは、ガンプラ40年の技術を詰め込んだギミックとデザインで立体化されました。そんなRG1/144ジオングのレビューを内部フレームやエフェクトパーツまで合わせて紹介します!
内部フレーム
こちらが内部フレームだけを組み立てたジオングです。アーマは取り付けると、一部外しにくいものもありますので、この姿にしたい場合、説明書の一部を省いて組み立てましょう。
内部フレームですので、外装を装着すると中はほとんど見えなくなってしまうのですが、多くのモールドが施されており、もの凄い情報量となっています。
頭部です。こちらもかなり手の込んだ作りになっていますね。モノアイは透明のクリアパーツにピンクのシールを貼るようになっています。
スカート部もかなり細かい造形が施されており、ものすごく武骨な感じになってます。
肘は二重関節となっており、腕を折りたたむこともできます。
可動域はかなり大きく、前傾姿勢も可能です。
大きく後ろにのけ反ることもできます。マトリックスみたいですね。
フレーム姿で襲い掛かるジオング。
夜中に、格納庫でこんな不気味な姿で待機しているの見かけてしまったら、夢の中に出てきそうですね。
外装装着後
外装を装着させると、このような感じになります。
頭部は首を回転させると、連動してモノアイも回転します。
そのため回転域は、画像の範囲あたりが限界です。
首は前後に大きく動きますが、左右には動きません。
モノアイは手動で上を向かせることもできます。
この場合頭部内側のカバーをはずす必要があります。
後頭部は、コクピットハッチが開閉するようになっています。
耳のバーニアもしっかり可動します!
このキット、ウェストがめちゃくちゃ動きます。
しかもこのウェストを動かすと、スラスターも連動して開きます。
ジオングの大きな特徴である大きな腕部。オールレンジ攻撃が可能な5連装メガ粒子砲2基が装備されています。
肘の関節を曲げると、腕のフレームが可動するようにできてます。
ハンドパーツは、MSジョイントパーツで造形されており、すべての関節が可動するようになっています。
腰部スカート部です。フレームは密度も高く、スカートの部分部分に本体とのロック機構などもあり、かなり精密な作りとなっています。
腰部スカート部裏側です。大型スラスターが2基、小型スラスターが5基装着されています。
これらスラスターももちろん、動きます。
見えない部分にも、もの凄い力の入れようです。このキットへの開発者の強い思いが伝わってきますね。
RGガンダムと並べてみました。こうするとジオングの大きさが際立って見えますね。
ラスボスらしい迫力満点の機体です。
エフェクトパーツ
RGジオングには「通常版」と「エフェクトセット版」の2種類が用意されています。
こちらは「エフェクトセット版」に付属してくるエフェクトパーツです。
まずはバーニアにつけるエフェクトパーツです。
大型バーニア用が2つ、小型バーニア用が6つ付属しています。
ジオング本体の小型バーニアは5基しかありませんので、ひとつ余ります。
エフェクトパーツを装着した写真がこちら。簡単に取付が可能です。
全て取り付けてポージングをさせてみました。
頭部につけるエフェクトパーツは耳のバーニア2つとビーム砲エフェクトパーツが2つです。
腕部のエフェクトパーツは、バーニアとビーム砲5つが左右分付属しています。
付属しているアクションベースを使って、自立させることもできます。
エフェクトパーツを装着して、こんな迫りくるジオングのアクションポーズを取らせることもできます。
ラストシューティング
このエフェクトセットにはRGガンダム用のパーツもついており、原作最終話の有名なラストシューティングを再現できるようになっています。
RG MSN-02 ジオングの感想
ガンプラ40周年記念に合わせ、最新の技術とデザインでRG化されたジオングでした。
設定上の機構や劇中のポージングを再現するために、ギミックが至るところに仕掛けられており、滑らかで迫力のある表現が再現できるようになっています。
モノアイは首の動きに合わせ、左右に連動可動。さらに手動で上下にも可動。腰部に広い可動範囲を持つフレームを内蔵。胸部の前後可動に連動し胸と背中の4か所のバーニアが展開。大小それぞれのバーニアは、スカート部分が展開することで個別に大きく可動。
ダイナミックなポーズと緻密なディテールを両立させています。
ハンドパーツは「アドヴァンスドMSジョイント」で、緻密なディテールと可動する関節部を再現されています。
ガンプラ好きの皆様には、このキットを買う以外の選択肢はないのではないかと言うぐらい、素晴らしいキットになっております。
迷っていないで、すぐに購入してはいかがでしょうか。
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